文化行政施策に関して(アーツカウンシル)

大阪維新の会がすすめる文化行政施策に関しまして、市民の皆様から多くのご意見・ご質問を頂いておりますので、昨年新たに設置しました、新しい文化行政の仕組みである「アーツカウンシル」について、ご紹介いたします。

平成25年度、大阪府市の施策を統一的に推進し、パワーアップを図るため、府市共同により文化振興会議(審議会)を設置し、その部会として「アーツカウンシル」を設置しました。「アーツカウンシル」は、大阪の文化行政を推進する新たな仕組みであり、行政と一定の距離を置き、芸術文化の専門家によって評価、審査等を行います。これにより、文化行政の専門性・透明性・公正性が確保されます。

行政の部局、特に行政職員が、これまでやってきた文化補助金を、そのまま維持することだけの文化行政では、文化補助金が既得権益化し、逆にその文化の衰退につながっている状況があります。これを改めるべく、芸術文化活動については第三者機関による評価・審査をして、きちんとしかるべき補助金、助成金を出す仕組みを作りました。文化の新規参入を促し、切磋琢磨してもらう。この新たな仕組みこそ「大阪アーツカウンシル」です。

この「大阪アーツカウンシル」部会の統括責任者に、平成25年6月、佐藤千晴氏が決定しました。佐藤千晴氏は、元朝日新聞大阪本社生活文化部次長であり、十分な経験と熱意があり、大阪の文化の状況を的確に認識し、将来ビジョンを明確に持っているという理由で、公募により選ばれました。

尚、大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は、ツイッターで、厳格­なルール化や審査機関ができたので今後は文化予算を拡充するツイートしています。

アーツカウンシル図表